東京都中途失聴・難聴者協会トップ>ごあいさつ
| ごあいさつ |
| 理事長 高岡 正 |
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| 「NPO(特定非営利活動)法人の設立のご挨拶」 |
| 2002年5月 特定非営利活動法人 東京都中途失聴・難聴者協会 理事長 高岡 正 |
| 全難聴加盟の各協会様および福祉「真」時代の読者の皆様におかれましては、日頃、中途失聴・難聴者活動に多大なご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。 ご高承のことと存じますが、東京都中途失聴・難聴者協会はこのたび、2002年4月1日付けで特定非営利活動法人格を取得致しましたことを、この誌面を借りてご報告させていただきます。 当協会は昨年度、ほぼ1年を費やしNPO法人化にこぎつけたわけですが、法人化の経過を簡単に述べさせていただきます。昨年5月の総会では法人を目指すことを協会の活動方針として決議し、6月から「NPO法人化プロジェクトチーム」を立ち上げ、討議を進めてまいりました。途中、東京都地域福祉財団の“ナレッジバンク事業”に申し込み、約3ヶ月間専門派遣員を受け入れて法人化手続き・会計処理・助成金申請支援などの指導・助言を受けました。9月には法人化後の事務処理態勢を整えるため、事務所の移転・事務職員の常駐化と増員などを敢行しました。11月にはNPO法人設立総会を開催して、直後、東京都に対して法人設立認証申請を行いました。今年3月25日に念願の「認証書」を東京都知事から頂き、4月1日には法務局に登記を済ませました。4月28日には、関係各団体を招いて「法人発足式」を執り行いました。 当協会がNPO法人化を進めることになった理由は幾つかございますが、何と言っても、広く社会に潜在する難聴者、中途失聴者に対して自立のための支援の手を差し伸べる必要があると痛感したことです。もうひとつは、国や東京都の財政悪化から福祉予算の拡充が大きくは期待できず、私たちが求めている社会福祉サービスを自らの手で運営していく必要性を痛感したことです。 NPO法人化した当協会の社会的使命(ミッション)としては、まず広く社会に対して、中途失聴、難聴という障害に対する理解を求め、支援を啓発することです。急激に聴力を失った場合、家族や同僚とのコミュニケーションもままならず、本人はもとより周囲の方も対応や相談のすべが知られていないのが現状です。この障害の特性を明らかにし、支援の施策を求めることがひとつです。他にも、多くの中途失聴・難聴者に支援の手を差し伸べるため、同じ障害をもつものが相談を受け、手話や読話、要約筆記、補聴器などのコミュニケーションを学ぶ事業を一層発展させることなどを実践していきます。 NPO法人になったからといって、だまっていては何も変わりません。自ら社会に積極的に働きかけ、中途失聴者・難聴者の問題に取り組まなければ、我々を取り巻く世界も住みよい社会にはなりません。 今後とも相変わらずのご支援を祈念して、法人設立のご挨拶に代えさせていただきます。 |